神は宇宙を支えている愛です - すべての創造物に浸透している果てしなく広がる(ocean)生命と力という。科学的な方法をもちいて祈ることによって、神の無限の力と意識的に波長を合わせることが可能になり、体と心と魂に癒しをもたらすことができるのです。ここで述べられている方法と原理は所属している宗教に関係なく、誰でも利用することができます、それはこの方法が特定の教義や信仰にではなく、普遍的な法則に基づいているからです。
その効果を疑う人たちは祈りのことを曖昧で、現実よりも願望に基づいているあまり効果の無いものだと思っています。通常、深刻な問題に巻き込まれるか、あらゆる可能性がなくなったときでなければ人は祈ろうとはしません。しかしパラマハンサ ヨガナンダは本当の祈りというものは、この世のすべてを支配している正確な(precise)法則に基づいているものであり、調和の取れた生活を送るために毎日、なくてはならないものであると教えられました。わたしたちの肉体とこの物質的な 世界は不可視の一定のエネルギーが凝縮したものなのです。その凝縮したエネルギーはエネルギーと物質のすべての働き(manifestation)を支配している最も精妙な(subtlest)波動という、心に描いたより繊細な(finer)想念の現れ(expression)なのです。この世のあらゆるものは神によって創造されましたが、それはまず最初に神の想念、またはアイデアという形で生まれました。次にこの神の意識がその思考のパターンを光とエネルギーに、そして最後に物質というより粗雑な波動へと凝縮させたものなのです。
神の姿(image)に創られている人間はより低次元の創造物とは異なる存在であり、神と同様に想念とエネルギーの力を使う自由が与えられているのです。私たちは様々な想念を楽しみ、それに基づいて行動し、これからの人生を形作る(unfolding)状況を創造するのです。科学的な祈りはこの真理を理解し、創造の普遍的な力(force)を利用することに基づいています。この祈りによって健康、調和、完全さ(perfection)という神の思考パターンと波長を合わせることが可能になり、更に意志の力によってこの思考パターンを物質化するためにエネルギーを使用する(channel)のです。
祈りはわたしたちの意志と心を神の意志と意識の波長に合わせるための科学なのです。祈ることによって神との愛に満ちた個人的な関係が結ばれ、そうすることによって神はまちがいなくあなたの祈りに応えてくださいます。パラマハンサ ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」にはこう書いてあります、
“主(Lord)はあらゆる人の祈りに反応し、あらゆる人のためにはたらいてくださいます。しかし人は神が、自分の祈りをどれほど気に掛けていて下さるのかをほとんど理解してはいません。神は一部の人だけをえこひいきするようなことはなさらず、主を信頼しているすべての人の祈りを聞いてくださいます。あなたも神の子供であるならば、偏在する天の父の愛に満ちたやさしさに絶対の信頼をもたなくてはなりません。“
神の無限の力を倦まず弛まず使用する(application)ことによって神の愛と援助を獲得し、望んでいるどんな状況でもつくりだすことができるようになり、様々な困難や病気を克服することができるのです - 自分のためだけでなく、人々のためにも。
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